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ワインひとくちコラム
Vol7. 世界経済とワイン
2011-03-25
わが国・日本の経済における低迷は復活までまだまだ時間がかかりそうな様相を呈していますが、皆さんもご存知のように、お隣・中国の経済上昇気流は衰えそうにありません。。
例にもれず、ワインの世界にあっても中国の動向はその影響をまざまざと魅せ付けているようです。
なんと、ボルドー1級シャトー(前回のコラムに登場したムートンなど)の2009年ヴィンテージ(まだ発売前)の価格が高騰しているそうです。
もちろん理由は、中国の富裕層(人口が多いだけに、どれだけいるのやら・・・)の方々がいままでは飲まなかったワインというモノに、その興味を傾倒させているからだそうで、、、。
なかでも、1級シャトー筆頭、ラフィット・ロートシルトは別格なようで、中国市場では、ともすると1本20~30万円で取引されるヴィンテージもあるほどだそうです。
理由を調べてみると、“ラフィットを中国語で翻訳した時の文字の印象がいい”とか、“とあるテレビ番組で、「私は、仕事がうまくいった時にはラフィットでお祝いする!」とおっしゃられた有名人がいた”とか、、。
はたまた、ラフィット御大も、中国市場を意識してか・・2008年ヴィンテージのエチケットに縁起のいい「八」の字を入れたそうです。
かくしてラフィットは、中国における“富”の象徴と成り得たのです。
そんなこんなで、ボルドー1級シャトーのプリムール価格はついに1本10万!!を超え。。
到底、庶民にはまったくと言っていいほど手の届かないシロモノとなってしまいました。(ちょっと前まで、みんなでお金出し合ってその芳醇な香味を味わうことが出来たのに・・・)
まあ、しかしわたくしたち日本人も90年代には今の中国と同じことをして、その価格を吊り上げてしまったので、、あまり責めることはできませんが。。
やはり庶民には庶民のための“旨安ワイン”を飲みましょう♪ってことですかね。。
あっと、1つ補足、、
さすが??中国???・・例にもれず“にせものワイン”も氾濫しているとの噂がありますので、中国経由の高級ワインには細心の注意を・・。
ラフィットの空き瓶の売れ行きが上々らしいです。。
Vol6. シャトー・ムートン・ロートシルト
2010-04-21
ワインがお好きな方なら、たぶん聞いたことのある名前だと思いますが、通称?“ムートン”は、フランスのボルドー地方で造られる高級ワインの名前です。
どれくらい高級かというと。。
そうですね、、だいたい一本2万円〜100万円以上まで!
さすがに100万超えるものは、相当古いものになりますが、、
1900年産とか・・!!
そんな高級ワインを先日飲ませていただく機会に恵まれました♪
いくらワインバーだからといって、そうそうそんなお高いワインを開けていただく機会などありません。
今回は私の十数年来のお客様であり、お友達(自称)である通称??“ムートンさん”にご馳走になることとなりました。
ヴィンテージは1988年。

フランス・ボルドーではかなりの当たり年!ラッキー♪♪
実はこのムートンの88年は数年前にもムートンさん(ややこしいなぁ)に飲ませていただいてるのですが(しかも2本も!)、さらに何年か寝かされて、いったいどんな感じになってるのかなーなんて期待が膨らみます。
前回いただいた時の印象は、まだまだしっかりしていて、果実味も渋みも含めて、すべての要素がぎっしり詰まっている感じでした。
さてさて、出来てから22年間大事に寝かされてきたこの“ムートン88さん”はいかがなものでしょう。。
色調はまだまだしっかりした輝きを持ってますねぇ。
さすが!!
香りは、うん、前回よりも和らいだ、そしてちょっと熟成した雰囲気を醸し出してます。
さて、味わいは。。
口のなかでまるーく広がっていきます。
なんか前回より角がとれて上品になった感じです。
やっぱりウマイなぁ。しあわせ。。
そうそう、“ムートン”のお楽しみは、香りや味わいだけじゃなくって、そのラベル。
フランスでは“エチケット”っていいますが、ムートンのエチケットは毎年有名画家さんが描いてるんです。
それはもう、ピカソだったり、シャガールだったり、ローランサンとかミロ・ブラックなどなど・・
すごい顔ぶれ!!
ちなみに今回の88年は、ポップアートの巨匠“キース・ヘリング”の絵です。
ご自分の生まれ年のムートンラベルが気になる方は、ネットで検索すれば出てくると思いますよー。
それか、お近くのワインバーに出向いてみれば、必ず(?)年代順ムートンラベルポスターがあるはずです。
おいしいワインを味わいながら、さらにアートに触れるって。。なんか“おとな”な感じですね。
あー、おいしかった♪
Vol5. ワインは体に良い?
2010-03-30
最近お客様から「ワインは体にいいんだって」ってお話をよく耳にするようになりました。
テレビか何かでそういった特集があったのでしょうか?
そういえば、10数年前、そうそう当店がオープンして間もない頃、巷では赤ワインブームなるものが世間を騒がせて??いました。
うちに来られるお客様も頑張って赤ワイン、それも濃い赤ワインを飲まれていたような。。
その理由としては、赤ワインに含まれるポリフェノール(皆さんも1度は聞いたことがあるかも・・)が動脈硬化を抑制するというもの。
ポリフェノールとは、赤ぶどうの主に皮と種子に多く含まれる成分で渋みの要素「タンニン」や色素「アントシアニン」などのことをいいます。
その頃に読んだ書物によれば、実際、いろいろな研究結果を参照してみると、本当に赤ワインに含まれるポリフェノールは、人体に良い結果をもたらしているようです。
アルツハイマーにも効果があるとか、、。
が、しかし!! それにはキビシイ制約が!!!
そんなすばらしい結果を求めるには、1日のワイン摂取量を成人男性なら、グラス3杯まで、女性なら2杯ぐらいまで(1杯約100カロリー目安)に抑えることが必要なのだそうです。。
それ以上飲んでしまうと、動脈硬化うんぬんより先に肝臓がダメになってしまう危険性あり、さらには、アル中!! なんてことになりかねないというはめに。。
う〜ん、3杯か、、。
それで終われる自信、僕にはありません、、、。
健康な体を取るか、ストレスの無い心を取るか・・、悩むところです。。
今回の「ワイン体にいい論」はどうも花粉症に関係しているみたいですが、真偽のほどは不明であります。。
Vol4. マリアージュ
2010-03-16
みなさん、「ワインとお料理のマリアージュ」って聞いたことありますか?
数年前にチョット流行った言葉ですが(今ももちろん使ってます。)、
簡単に言うと「ワインとお料理の相性」ってことです。
日本でも「食べ合わせ」という言葉がありますが、よく似た感じです。
でも少し違うのは、マリアージュの意味が“結婚”というフランス語であるという事。
結婚=つまり、ひとつのワインとひとつの料理が出会うことによってお互いがさらに相乗効果で高めあうということ。
高めあうってところが日本の「食べ合わせ」とは微妙に違う感じです。
さて、じゃあ、どのワインとどのお料理がマリアージュするのか??

これまた難しいところで・・・。
普通に相性だけで合わせるなら、酸味には酸味、甘みには甘み、などなど同じ個性のものを合わせれば間違いがありません。
ワインのおつまみに干しぶどうが合うのは、もちろん同じものから出来ているから当然。。みたいな風にです。
でもマリアージュとなると、、。
僕自身もすばらしいマリアージュに出会ったことは数少ないです。
人間と一緒で、本当に最高のパートナーを見つけるのは大変なことなんですね。
なので、みなさんいろいろと試してみて最高のマリアージュをがんばって見つけて下さいね。
Vol3. お花見ワイン
2010-03-04
インフォメーションにてお花見のお誘いをいたしましたので、チョットお花見ワインについて
のお話を。。
毎年恒例で行っているミュールのお花見。
基本的なシステムは飲み物・おつまみは各自持ち寄り。
でも多分(っていうか、必ず)ワインが足らなくなってしまうので、お店から何本かいろんなワインを持っていきます。
さて、今年はどんなワインを持っていこうかな?
僕のお花見ワインに対するコンセプトは、、
うん、とにかく気を使わないワイン!!
ということで、最近はボックスワイン必ず持っていってます。

こんな感じのやつね↑
このところおいしいボックスワイン増えたし、紙コップで飲んでも違和感ないし。。
あとは、やっぱスパークリングかな。
理由は、、
手で開けられるから。
天気がいい日なんかはシュワッとして気持ちいいよね。
そうそう、定番のロゼワインも忘れちゃいけません。。
桜にさくら色ワイン。
日本の心を感じます。。
お気軽・お手軽ワイン。
今年もたくさん飲みますよ〜。
あとは晴れることを祈るだけです。
Vol2. ワインの当たり年
2010-02-18
ワインを飲むのにまた悩んでしまうのが、“ヴィンテージ(生産年)”。
その年がどんな天候だったかによってワインってものは結構左右されてしまうんです。
特に長く寝かせるような高級ワインは。。
私も含めて大体の方はウン万円もするワインなんてそうそう飲む機会が無いでしょうが、
やっぱり大事な記念日にはちょっと背伸びしたものを開けたいですよね?
じゃあ、何年が当たり年(良作年)で、はたまたそれが本当においしいのか?
お値段は妥当なのか??
うーん、、、やっぱり悩んじゃいます。。
そんな昔のお天気なんて覚えちゃいないし、ましてや遠く離れた異国の事。
なので、一応ちょっとだけワインかじってる私からの答えを。。
え〜っと、
運にまかせてくださいっ、、。
ゴメンナサイ、、こんな答えで。
でも実際、同じヴィンテージで同じ銘柄でもボトルによってコンディションのバラツキがあったり、
いくら当たり年でも飲み頃(そのワインが本来の力を発揮している時)になっていなかったり、
さまざまな理由でワインは一本一本違う『個性』を持っていたりするんです。
なので、自分のインスピレーションに任せて、“えいっ!”て冒険するのを楽しさに変えて下さいませ。
でも危険性をなるべく少なくしたかったら、やっぱりプロの方に聞いてくださいな。
Vol1. シャンパンのお話
2009-12-25
クリスマスや年末・年始にとーっても飲みたくなるのがシャンパーニュ!
今回はちょっとそのシャンパンのお話を。

シャンパン1瓶の中に入ってる泡の数っていくつぐらいだと思いますか?
なんと数十億の泡が入ってるって言われてます。。
すごいっっ!!
なんか宇宙規模ですねェ。
その泡は何年もかかってワインの中に溶け込んでいくんだそうです。
夜に乾杯して朝になってもまだ立ち上る泡。。
なんか神秘的でいいですね。
